特別定額給付金は子どもに使わせるべきだと思う3つの理由
新型コロナウイルスの影響を考えて国民1人あたり10万円が給付される制度。
皆さんのところはもう届きましたか?
お子さんがいるご家庭は子どもに使わせるべきか、親が使う(預かる)べきか迷っているご家庭も多いと思います。
僕はよほど生活に困窮してない限り、子どもに渡すべき(ただし額に関しては各ご家庭の事情や考えによる)だと思います
①子育ては親の義務
「(子どもの)食費に使う」とか「学校や習い事に使う」とか言って「親が預かるけど子どもたちに還元してるんだからいいだろ」的なことを意見を持ってる人がいますが、そもそも子育ては親の義務です。
「コロナで仕事無くなって収入減ったからあなたの面倒みません」とでも言おうものなら育児放棄です。
子供を産んだ以上、借金をしてでも子育てすべきで給付金をそう言う名目で取り上げるのは違うと思います。
②同じ10万円でも子どもにとっては価値観が違う
例えば年収が200万円の人にとって10万円は5%の金額です。
子供のお小遣いが1年で2万円だったらどうでしょう。そう500%です。
同じ10万円でもこれだけの価値の差があります。
どうですか大人の方、年収の数百%のお金が入ると想像したら10万円の価値が子どもにとってどれほど重要かわかりますよね。
③失敗しても成功してもいい経験になる
「子どもに給付金あげたらしょうもない使い方しそうで心配。こっちは大変なのに」
と言う方も多いと思います。
変な使い方されるぐらいなら親が預かったほうがマシ!と。
確かに一理あります。でも、僕は子供の頃にしかできないお金の使い方や勉強方法があると思っています。
失敗してもいいじゃない。むしろ失敗したほうが良いじゃない。
例えば給付金をゲーセンで使ったとします。
恐らく、後悔するでしょう。
でもその失敗から学ぶことは多いはずです「別のことに使ったほうがよかった」とか「1000円までにしとけばよかった」とか。
後悔したら次は同じことを繰り返さないように注意するはずです。
もし、子供の頃にこういう失敗体験が無かったら大人になったときに本当に多額のお金をゲーセンにつぎ込むかも知れません。
理由②と矛盾するかも知れませんが、まだ給付金で失敗するほうがダメージは少ないでしょう。
もちろん、子供が失敗したときには話し合いの場は必要だと思います。
成功体験は人生を形成するかも知れない
気になってる商品があって、ちょっとお小遣いで支払うのは厳しいときに給付金でそれを買って、もし良かったら人生に影響を与えるかも知れません。
「給付金で○○を買ってすごく良かったからそれ関連の仕事に就こう」とかね。
まぁ、そこまではなくてもそれが趣味になって後継(関連)商品を買い続けることになったりコレクションすることが楽しみになるかも知れません。
こう考えると給付金を親が使う(預かる)ということは子供の可能性を奪っているとも考えられます。